ロサンゼルスのカフェでトークをするhideさん(左)と節丸氏。リラックスしたショットだ=1998年撮影(C)HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD.
番組に約20年携わった元ディレクターの節丸雅矛氏 ギャラリーページで見る ニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン(ANN)」の50周年連載「オールナイトニッポン 青春ON AIR」。第5回は同局ビジネス開発センター長で、番組に約20年携わった元ディレクターの節丸雅矛氏(52)が紹介するANNの5大エピソード。1998年に他界したX JAPANのギタリスト、hideさんの番組を担当。米ロサンゼルスでの収録時の秘話を明かした。(取材構成・小山理絵)
hideさんは1998年4月からANNのパーソナリティーを務め、米ロサンゼルスからのトークが話題を呼んだ。
ディレクターを務めていた節丸氏は89年に同局に入社し、平成の始まりからANNに携わった名物社員。hideさんの番組は当時、本人が滞在していた現地へ飛び、3泊5日の弾丸日程で4回分を収録した。
節丸氏は「2人で会話をしながらの収録で、話が尽きるとCDショップやカフェに行って話しました。hideさんはとてもシャイな方ですが、米国での成功を夢見たり、その後のことを見通している印象でした」。
秘蔵ショットは、hideさんが、現地にある行きつけのカフェのテラス席でマイクを握り、ビールを飲んでトークをする一コマ。節丸氏は「自分たちが普段、どんな感じで(お酒を)飲んでいるか、みたいな話をしていたんじゃないかと思います」と振り返った。
しかし、番組の4回目が放送された翌日、98年5月2日にhideさんは急逝。翌週から日本で放送に臨もうとしていた矢先、わずか4回で伝説のパーソナリティーになってしまい、「非常に貴重な時間でしたね」としんみりと話した。