モデル、冨永愛(35)が14日、フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。2014年11月から約3年間、芸能活動を休止していた理由について語った。冨永は05年に結婚し男児を出産。08年に離婚し、シングルマザーとして13歳の息子を育てている。
冨永はモデルとして活動していたが、14年11月から17年9月までの約3年間、芸能活動を休んでいた。その理由について聞かれると「子供の性格はお母さんが一番分かっているものだと思うんですけど」と切り出し、「自分が仕事を忙しくしていたときにちょっとの時間でも息子と時間を持って遊んだり、会話をしていたんですけど、ふとしたときに『分からないな』と思う瞬間があったんです。それがすごくショックだった」と明かした。「『いってらっしゃい』『お帰り』、ご飯を作ってあげたりだとか、そういう当たり前のことをしなきゃ、もうダメになるなあという直感があった」と説明した。
かつて、息子から「お母さんは僕のことなんて、どうでもいいんだ」「僕、生まれてこなきゃ、よかった」と泣きながら伝えられたことがあったといい、その時の心境について「言葉に表せないぐらいショックでしたし、雷に打たれた感じ」だったと振り返った。
息子の心の奥底にある寂しさに気づかされた冨永は息子との時間を取り戻すことを決意。「朝はご飯作って『いってらっしゃい』。『おかえり』って言って『学校どうだった?』『宿題どうだった?』って。本当にそういうたわいもない時間を一緒に持つことでした」と育児に専念することで息子との絆を深めていったという。
現在、13歳だという息子との関係について「わりと話してくれますね。思春期は思春期ですけど。近い関係」と説明。「お母さんそろそろ仕事しないとダメだね」という話をして納得してもらい、昨年10月にモデルとしての仕事を再開した。
今後については「仕事と家庭の時間をバランスよくやれるようにこれからもしていくつもり」と話していた。
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