エース不在を補って余りある快投だ。プロ注目左腕、鈴木翔天(そら)投手(4年)が左肘痛の影響でベンチを外れる中、開幕カードに続き初戦を任された村上が、自身初の2試合連続完封。最高の結果に胸を張った。
「1戦目はチームの流れに関わるし、しっかり投げている。翔天が帰ってきても、先発を譲らない気持ちです」
両チームが六回まで無得点の投手戦。「先に点をやらないことだけ考えた」と、最速144キロの速球、130キロ台中盤のツーシームにフォークを武器に相手打線を料理した。
圧巻は2点の援護をもらった直後の七回から。「点も取ってもらって気持ちが入った」と3イニングで7三振を奪い、自己最多の13奪三振。豊田圭史監督(34)も「テンポよく、先週よりもよかった。翔天がいなくてもやれると感じさせてくれる」と、4年生右腕の成長に目を細めた。