普段は温和な山川の表情が、みるみる真っ赤に染まっていった。
「(サインは)していません。納得しないままサインをしてしまうと、僕のためにならない。1年に1回しかないこの場で、妥協して(判を)押すことはできない」
前半戦こそ不振で約2カ月、2軍調整が続いたが、後半戦に入ると一気にブレーク。8月2日の楽天戦で則本から2連発を含む3打席連続本塁打を放つと、中村の離脱もあり、4番に定着。楽天と激しく2位を争う中で、8月、9・10月と2カ月連続で月間MVPを受賞。78試合に出場し、打率・298、23本塁打、61打点。プロ4年目でキャリアハイの成績を残した。