右腕の米球団との窓口を担う代理人は、イチローら多数の有力選手を顧客にかかえる腕利きのジョン・ボッグス氏が内定済み。ただ、海外FA宣言が即メジャー移籍に直結するわけではない。本人はチームに強い愛着を抱き、残留を選択肢に残しているもよう。現時点で国内他球団への移籍も考えていないとみられ、まずは所属球団と膝をつき合わせる。
フロント側も生え抜きストッパーの流出阻止に向け、全力を注ぐ。球団幹部は「当然、来季も必要な戦力。シーズンが終わり次第、話し合いたい」と、複数年契約の提示を含めて交渉に臨む意向。宣言残留も容認する方針だ。
平野は9日のシーズン最終戦(ロッテ、ZOZOマリン)には帯同しないため、本拠地最終戦後のセレモニーで幾多の思いを込めて、客席のファンに一礼した。先発、リリーフをこなし、通算549試合で48勝、156セーブ、139ホールドを築き上げた鉄腕の行く末は…。今後の動向から目が離せない。