タレント、ビートたけし(70)が初めて競走馬の名付け親になったことが27日、分かった。競馬に携わるDMM.comのCMに出演する縁で実現。ディープインパクトを父に持つ良血馬を、自身が受章したフランスの芸術文化勲章・コマンドールにちなみ、「キタノコマンドール」と命名した。たけしは早くも世界最高峰の仏GIレース・凱旋門賞制覇に意欲。「ダービーに勝ったら競馬場でコマネチしようか」と宣言した。
たけし軍団の芸人の名付け親でもある命名のプロが、競走馬の名付け親になった!!
先月、競馬界に本格参入し話題となったIT企業大手、DMM.comのCMに出演する縁で、同社が展開する一口馬主アプリ「DMMバヌーシー」の競走馬への命名が実現。命名したのは同社が昨年、2億520万円(税込み)で落札した2歳の牡馬。父はGI7勝馬、ディープインパクト。姉は2013年のGIIサンケイスポーツ賞フローラステークスに勝ったデニムアンドルビーだ。
写真を手に名前を考えたたけしは、歌手、北島三郎(80)の所有馬・キタサンブラックを引き合いに「対抗してキタノサンブラックは駄目か」「バサシオーは?」と続けてボケたが、最終的に「キタノコマンドール」と命名。今回の馬がサトノダイヤモンドとサトノノブレスで仏・凱旋門賞に挑戦する名門・池江泰寿厩舎に預託予定だけに「仏」にこだわり、自身が10年に受章した仏芸術文化勲章の最高章・コマンドールにちなんだ名前に決めた。
欧州でも人気の高い世界のキタノは「凱旋門賞に出ることになったら行くね。獲ったらすごい」と将来に期待。
早ければ12月、兵庫・阪神競馬場でデビュー予定。当日は現地で観戦したいといい「いい位置から最後に差す馬になって」と笑顔。15年にキタサンブラックが菊花賞を制したときなどに北島が「まつり」を歌唱したことに触れ「北島さんは『まつり』。(自分は)ダービー勝ったらコマネチか。一回(ポーズを)やって終わりじゃしょうがねぇな」と笑わせた。
27日に馬名登録が完了し、正式に「キタノコマンドール」が誕生。「DMMバヌーシー」の公式サイトでは一口4万2000円で出資できる。たけしはカバンから自身初の恋愛小説「アナログ」(新潮社)を取り出し、「次の馬に命名するなら『アナログ』だ」と、ちゃっかりPRしていた。