イヌワシ戦士は、個々の意識で流し打ちを徹底。7人の左打者のうち5人で7安打をマークし、そのうち5本が左方向への当たり。二回には右打者の嶋も「あの直球は引っ張っては打てない」と中前適時打を放った。
五回二死一塁から、藤田が1号2ランを放つなど、この回で菅野をノックアウト。先発全員安打で、終わってみれば16安打の猛攻。梨田監督は、誇らしげに選手の意識の高さをたたえた。
「(菅野は)日本を代表する投手。2点取れたら、と思っていた。選手個々が、センターから逆方向への打撃を徹底してくれた」
2点どころか、セ・リーグ相手では3試合連続完封をマークするなど絶好調だった菅野から5回で8点を奪って、白星発進。勢いに乗った楽天は、交流戦でも猛威をふるう。 (広岡浩二)