1980〜90年代に歌手・女優として活躍した元アイドルの本田理沙(45)が8日、フジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)にVTR出演。97年に結婚を機に引退した本当の理由は、度重なるストーカー被害によるものだったと告白した。
「殺されるんじゃないかとか、危険な目にあったことは何度もあります。誰かに頼りたいというか、すがるようにして(結婚して)辞めました」
本田は高校生の時にエレベーターの中で男に羽交い締めにされたという。「ドアが閉まる時に一緒に乗ってきた男の人が後ろにいまして、後ろから羽交い締めをされまして、ガチッと掴まれて『動くな、俺はナイフを持っているから』と、密室でナイフを持っていると言われて、もう私はこれで死ぬんだな。これで終わりだなと思いました」と振り返った。
さらに衝撃的だったのは、1人暮らしをしていた26歳のときに起きた侵入事件だった。午後9時〜10時ごろに家の電気をすべて消してテレビを見ていた際、赤い光を放つ懐中電灯を持った男性が家に入ってきたという。「変な人が今ドアを開けていると思ったらパニックになった」「大きな声でギャーッって叫びながら、窓を開けて、『助けてー!』っていろんな人に声が届くように大きな声で叫んだ」と声を震わせながら語った。
マンションの他の階の住人が警察を呼んでくれ、さらにベランダの下を通りかかった男性に手伝ってもらいながらけがなく逃げ出せたという。犯人は捕まっておらず、その後はファンの姿を見ると戻してしまうようになった。「その人(が犯人)じゃないんだろうけど、(犯人は)ファンだろうなっていうところから、ファンを見ると具合が悪くなってしまって。精神的に追い込まれていった部分があったみたいで」「体がボロボロになっていくのが、天秤にかけたら引退じゃないけど、結婚して引退っていうのがいちばん収まるのかなということで、その道を私はチョイスしました」と引退の理由を語った。
さらに引退から20年以上経つ現在でも、ストレスがかかると耳に負担がかかり何も聞こえない状態になる「感音性難聴」という病気を患っている。
ちなみに侵入事件の際、ベランダから本田を助けた通りすがりの男性は俳優の金山一彦(49)で、金山から恐怖に震える本田の様子も語られた。当時金山とよく遊んでいて、話を聞いていたという坂上忍(49)は、「人の人生をめちゃくちゃにするような卑劣な行為」と犯人を非難。また「とにかく一人で解決しようとしない。警察に電話する」と補足し、「警察も人数が足りているわけではないから、すぐに対処してもらえないときは弁護士や法律家に助けを求めるように」と対処法を紹介して締めくくった。