巨人は29日、DeNAからフリーエージェント(FA)権を行使して加入した山口俊投手(29)が、2月1日に始まる春季キャンプで3軍スタートになったと発表した。19日のメンバー発表では2軍スタートとなっていたが、昨季終盤に右肩の違和感で離脱した影響を考慮したものとみられる。このオフの補強の目玉として獲得した先発候補の出遅れは、チームにとって痛手となりそうだ。
G党にとっては衝撃の事実が公表された。春季キャンプで2軍スタートを予定していた山口俊が、3軍スタートとなることが決まった。球団は故障者やリハビリ中の選手を3軍で調整させる方針。昨季終盤に右肩の違和感で離脱しており、大事をとることになったとみられる。
1月は相川らとともにサイパンで自主トレ。帰国後も鳥取でトレーニングを積み、すでにブルペン入りするなど右肩は回復傾向にあった。ただ「肩の不安が完全に抜け切れたわけじゃない。慎重にやっている」と、例年よりも遅いペースで調整を進めていることを明かしていた。
このオフのFA市場の目玉で、3年総額約7億円で契約した山口俊の出遅れは、チームにとっても痛手だ。高橋監督は「高いレベルの競争に良い効果がある」と大きな期待を寄せ、尾花投手コーチも「最初からバリバリやってほしい」と話していた。昨季、菅野に並ぶセ・リーグトップの5完投を果たし、開幕ローテーションの有力候補だっただけに、構想の練り直しを迫られそうだ。
コンディション不良により、片岡、D1位・吉川尚(中京学院大)、D2位・畠(近大)らが3軍スタート。2015年10月に右股関節を手術した杉内は2軍スタートとなっている。3軍は2月1日に川崎市のジャイアンツ球場でキャンプインし、13日に宮崎に移動、3月2日に打ち上げの予定。山口は川相3軍監督の下で、状態を上げることに専念し、1軍昇格を目指していく。(伊藤昇)