約3時間、たっぷりと汗を流した星は、明大の先輩たちとの対戦を熱望した。特に意識するのは昨季の新人王、阪神・高山だ。昨季、ヤクルト戦でリーグ2位の打率・297を残した先輩を、こう分析した。
「苦手意識はない。大学時代はボール球を振っていて、インコースが弱かった印象。真っすぐが軸になる。データも見て、自分の持っている球で勝負したい」
その先に見据えるのは新人王。すでに公言している「開幕1軍」をクリアした後は、明大出身者による2年連続のタイトル獲得が目標だ。
この日は腹筋中心の体幹強化メニューを7種類行った。明大4年時から腹部を引き締めるため、自主的に腹筋を鍛えてきたという右腕は「自信はあります。投球にもいい影響があると思う」と涼しい顔。橘内トレーナーは「現段階ではいいレベル。安定性、柔軟性は高い」と評価した。
「1月末にはブルペンに入りたい。キャンプで球数を投げられる状態にしたい」。まずは先輩をしっかりと抑え、首脳陣の信頼を得る。 (赤尾裕希)