特に新庄氏は、大山と同じ右打ちのスラッガーだ。虎時代は、周囲に派手と言われるなか、あえて赤いリストバンドなどを着用。目立つ色で視線を集めると、無類の勝負強さで力をアピール。1992年に亀山努氏とともに亀新フィーバーを巻き起こし、ブレークすると、そのままスター街道を突き進んだ。
大山も、昨年の日米大学野球で5試合すべて大学日本代表の4番を任されたスター候補生。自慢の長打力と、三塁を主戦場とした高い守備力でレギュラー奪取、新人王を狙う。先の自主トレ公開では「泥臭く、がむしゃらに」と意気込むと、勝負強い打撃で地元・茨城県とともに『全国区』になると宣言。そのために元旦を含めて無休でトレーニングを続けているが、まずは燃えるカラーで周囲の目を引く。
「できることをしっかりやって、2月1日のキャンプインに向けて体を作っていきたい。アピールすることが大事になると思います。キャンプで自分のことをアピールできるかどうかで(今後が)変わってくる」
8日に新人合同自主トレがスタート。1軍内定済みの沖縄・宜野座キャンプでハッスルし、いざ開幕へ。ハートもプレーも闘志むき出し。真紅の炎となって、プロ1年目を駆け出す。 (高瀬悟嗣)