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ヤクルト・山田、酉年トリプルの誓い!「それを目標に今年も頑張りたい」

新たな1年の幕開け。山田は鏡餅とともに、今年の目標を記した色紙を掲げた (撮影・小倉元司)

 昨季2年連続でトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成したヤクルト・山田哲人内野手(24)が31日、新たな年を迎えるにあたって3つの誓いを立てた。侍ジャパンの一員として出場する3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での「世界一」と、シーズンでの「3年連続トリプルスリー」と「日本一」。これまでの野球人生にはなかった一年に、大きな目標を掲げて挑戦する。


 一年の計は元旦にあり。山田は、3つの誓いを掲げた。

 「WBCの目標は世界一です。チームでは、日本一になれなかったので、次は(なりたい)。3年連続トリプルスリー? できるかは分からないけど、それを目標に今年も頑張りたい」

 昨季は史上初の2年連続トリプルスリーを達成。今季年俸は1億3000万円増の3億5000万円で、球団の日本選手歴代最高額となった。だがチーム成績は5位に終わり、唇をかんだ。

 「悔しい思いが強かった。やっぱりチームワークが大事なので、投手と野手がかみ合うようにしていかないといけない。チーム一丸で」

 今年も個人記録で目指すのはトリプルスリー。3年連続の達成なら、自身が9歳だった2001年以来16年ぶりの「日本一」も見えてくる。

 レギュラーシーズン開幕直前にはWBCが行われる。WBC日本代表に初選出された24歳は過去3大会で印象に残るシーンを、こう振り返った。

 「すごくあります。イチローさんのセンター前ヒット、福留さんのホームラン、あと鳥谷さんの盗塁です」

 真っ先に浮かんだのは09年の第2回大会決勝・韓国戦でイチローが放った決勝の中前適時打。さらに06年第1回大会準決勝・韓国戦での福留の代打先制2ラン、13年第3回大会2次ラウンド・台湾戦で井端の同点中前打を呼び込んだ鳥谷の二盗も挙げた。先輩が活躍した姿は、今も目に焼き付いている。そんな憧れた場所に、初参加する。


 「想像していなかった。まさか自分がそんな舞台に立てると思っていなかった。緊張? 絶対すると思います。普通の試合でもするのに」

 11月に行われたメキシコ代表、オランダ代表との強化試合は4試合で13打数1安打、打率・077と不振。WBCでも初対戦となる外国人投手がほとんどだが、打開策は浮かんでいる。

 「積極的にいった方がいいのかな、と思う。あまり見るのではなく、バットを振る方がいいかもしれない。その時になって感じるものもあると思うので、分からないけど。事前にスコアラーの人たちに情報を聞いて対応もしていきたい」

 今年は例年より早い開幕になるが、自然体は変わらない。

 「調整の難しさはあると思う。でも始動の時期は変わらないかな。いつも通りやるだけ」

 3月の世界一で弾みをつけ、秋には日本一へ。山田の初夢には、最高のシナリオが描かれている。 (赤尾裕希)

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