昨季まで阪神に在籍したマット・マートン外野手(35)が29日のサンケイスポーツの取材に、今季所属していたカブスの108年ぶりのワールドシリーズ制覇や、オフにフリーエージェントとなり、日本でプレーしたい思いなどを語った。
--今年1年、振り返ってみてどうだった?
「いいときも悪いときもあったけど、全体的に楽しむことができた。自分がチームの中にどう溶け込むか客観的に観察することも面白かったし、(若い)選手らをどうサポートしていくのかということも、これまでにはないものだった。チームのベテランとして何をすべきか。興味深い挑戦だった」
--カブスにとっては素晴らしい1年になったね
「カブスにとって歴史的な1年だった。2005年から4年間、チームにいたこともあるし、単にチームにとってよかった、という感情だけじゃなく、シカゴという街、ファンにとっても本当によかった、と強く思う。これだけ長く待っていたんだからね。多くの人が(優勝に)貢献したけど、このチームはまさに一流の組織で、いろんなことが正しい方を向いている」
--広島が優勝するって思った?
「別に驚かなかった。新井さんがあれだけ素晴らしい1年を送ったのだから。広島はこの2、3年、徐々に強くなっていた。だから、時間の問題だったんじゃないかな。前田がいなくなったけど、新しい選手が成長したりして、(勝つには)多くの要素があったんだと思う」
--来季は日本に帰ってプレーすることも考えている?
「体調は悪くないし、トレーニングも順調だ。今は、自分と家族にとって最適と思える状況を待っているところかな。また日本でプレーすることに全く問題はない。日本では素晴らしい時間が過ごせたからね」
--最後に日本のファンに向けて
「長い間サポートしてくれて、本当に感謝している。日本で過ごした時間、そしてプレーできたことは、本当に光栄なことだった。来年、またその関係を発展させることができれば、と考えている。日本は、いつでも我々の心の中にある」 (取材協力・丹羽政善通信員)