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二刀流2号だ3号だ!日本ハム・栗山監督、第2の大谷育成プラン

日本ハム・大谷翔平

 【ホノルル(米ハワイ州)12日(日本時間13日)=中田愛沙美】今季、10年ぶり3度目の日本一に輝いた日本ハムが、優勝旅行先のハワイに到着した。栗山英樹監督(55)は今季、投打の二刀流で活躍し、パ・リーグMVPを獲得した大谷翔平投手(22)を育成した経験をもとに第2の大谷を育成するプランをぶち上げた。


 4年ぶりにやって来たハワイで、栗山監督が真っ先に向かったのは「♪この〜木なんの木、気になる木」のCMで知られる樹齢150年の「日立の樹」があるモアナルア・ガーデンだった。パワースポットとしても名高い巨木から神秘的なパワーを受け、大谷に次ぐ、二刀流プレーヤーの育成計画を明かした。

 「ほかの選手の二刀流も、冗談ではない。限られたお金の中で勝とうとするには、2つやってもいい。勝手な妄想だけど、白村と上原。身体能力が高いし、投手としてもいいものがある」

 口調だけではなく、目も真剣だった。白羽の矢を立てた白村は3年目の今季、主に中継ぎとして22試合に登板。1メートル87、84キロの恵まれた体格と最速150キロを超える直球が持ち味だ。今年のドラフト1位・上原も1メートル90の長身。オフの練習では打撃練習を取り入れ、50メートル走は5秒7と身体能力の高さには定評がある。


 白村は東京六大学リーグの慶大時代の通算打率は・152。上原も明大では・157でともに0本塁打と目立った成績は残していないが、栗山監督はセンスを見込んでいる。

 二刀流のパイオニアとしてプロ4年目を迎えた大谷は今季、投手とDHでベストナインを獲得し、チームの10年ぶりの日本一に貢献した。球団は、入団から4年かけて二刀流の練習、起用法を確立しながら後継者の育成もひそかに模索した。明大時代に投手と内野手の投打二刀流で活躍した岡の入団時には、ブルペンでの投球練習を栗山監督が視察。結局、けがにつながる危険性があると断念した。

 指揮官は「投げるのに必死で分からなかったことも、打席に立つことで何かがつかめるかもしれない。2つやることで、こっちが駄目でもこっちがある、とゆとりも生まれる」と利点を強調。オープン戦ではなく、ぶっつけ本番となる公式戦で投手の打者起用も思い描いており、「どこのチームにも二刀流の選手が出てくることが理想」と持論を展開した。


 4年前の米ハワイ優勝旅行では、入団が決まったばかりの大谷のショート挑戦プランを披露した栗山監督。入団1年目の春季キャンプで実際に大谷は遊撃の守備をこなし「(今でも遊撃が)できそうだよね」と振り返る指揮官は真剣そのもの。来季は第2の大谷が誕生しているかもしれない。

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