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大谷、オフも投打の理想型追い求める「百発百中で動けるように」

大谷は投球フォームを入念にチェック。オフも“完全”を目指す日々だ (撮影・佐藤春佳)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が10日、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で自主トレーニングを実施。打撃フォームを鏡に映し、投球フォームはスマホに写しと、二刀流を実践する投打それぞれの型の分析・修正に取り組んだ。目標は「(思っている理想の形を)百発百中で動けるようにならないといけない」。そら恐ろしい22歳は、オフも本気だ。


 プロ野球選手にとって唯一の安息月である12月。ゆっくり羽を伸ばしても、少し羽目を外してもいいくらいだが、この男のまとう空気感はいつも本気だ。

 2軍施設に現れた大谷がまず手に取ったのはバット。大きな鏡に自分の姿を写し、ひと振りひと振り確認していく。始点、軌道、頭や肩の位置…。正面から、横からと約10分間、チェックを重ねた。

 同学年の宇佐美、後輩の姫野とティー打撃をこなした後は、グラブを手に今度は投球フォームのチェック。中垣トレーニングコーチにスマートフォンの動画撮影を頼み、約15分間、ネットに投げ込んだ。時折画面を確認しながら、腕や頭の位置、体の軸、右足の返しなどを分析、修正した。

 「一番は自分の思っている通りに動けているかということの確認です。(思っている理想の形を)百発百中で動けるようにならないといけない。よりそこに近づけていくための練習を毎日やっている」


 これぞ『明鏡止水』の心境か。理想の形をパーフェクトに体現できるべく、道を求める。

 近日中に、ハワイ優勝旅行へ出発。約1週間の旅程にバットやグラブなどを持参する予定はないというが、そこは大谷のことだ。「どこからが練習でどこからが休養、という境はない。部屋にいてどうやって投げるか、どう打つか考えるのも練習。ボールを投げなくても練習だと思う」

 日本のエースとして出陣するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は来年3月7日が初戦。栗山監督は大谷の調整を考慮し、チームの米・アリゾナキャンプで行われる紅白戦で6日前後の早い段階で登板させるプランを持っている。常夏の島でも、極める二刀流の道は決して頭から離すことなく、大谷の鍛錬は続く。 (佐藤春佳)

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