育成を優先しながら、二兎を追った激動のシーズン。心身共に大変だったはずだが「グラウンドにいるのは、ある意味楽かもしれないね。グラウンドは我々にとっては聖域だから。もちろん疲れはあるけれど、これ以上の居場所はない。選手から教えられることもあったし(育成は)こちらの根気も試される。僕自身、成長できた1年だった」と笑顔だ。
「何よりファンの方に感謝しないといけない1年だった。(ファンの存在が)選手への刺激として一番大きかった。お客さんに見てもらう舞台で(野球を)しないといけない。サインも1万枚以上は書いたかな。鳴尾浜の寮で書き貯めた(掛布)カード5000枚が、もうないから。ファンの方あってのプロ野球。今年の応援には本当に感謝していますよ」
金本阪神が勝つためにはファームの充実は不可欠。掛布虎1年目は、確かな土台を築いた。 (新里公章)
★1度目公約あっさり達成
今年、掛布2軍監督は2度も「猛虎のお約束」をしてくれた。最初は2月に「ファームの話題で1面3回」(2015年シーズンは1回)を公約に掲げ、あっさりと達成。ご褒美の青汁1年分をプレゼントさせてもらったが、何としても直筆サイン入りユニホームをゲットすべく、リベンジしたのが「ウエスタン4球団に勝率5割以上」。読者になんとかお宝を提供できました。