だからこそ投手陣全体で投内連係などの練習を強化してきたが…。10月30日のノックでは4連続でゴロを取り損ねるなどまだ発展途上だったが、それが実戦でモロに出てしまった格好。指揮官も「投手コーチがちゃんとやってくれると思うけど、急にはうまくならないから。積み重ねだから」と修正に期待した。
11月6日から野球日本代表「侍ジャパン」の合宿に参加するため5日に安芸を離れる。キャンプでの残された時間は少ないが、とにかく、課題に向き合うしかない。
一方で投球自体には手応えもあった。「すべりやすい」というワールド・ベースボール・クラシック(WBC)公式球を前日10月31日からブルペンで使い、シーズン中とは違う軌道のツーシームを練習したが、この日も4球を試投。「悪くない。使えると思う」と好感触を口にした。
「結果はともかくボール自体はよかった。内容的には納得できています。指にかかったストレートも投げられた」
悔しいシーズンの再現となった紅白戦を、どう次へ生かすか。それだけだ。(臼井杏奈)