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虎・藤浪激落フォークに杉下氏が仰天!「捕手の練習じゃないのか」

藤浪はフォークを連投する。いい落ち方に杉下氏も思わずうなった(撮影・松永渉平)

 阪神春季キャンプ(8日、沖縄・宜野座村)阪神・藤浪晋太郎投手(21)が、ブルペンで捕手泣かせの鋭いフォークを連投。地面に突き刺さるような球筋に、視察したフォークの神様杉下茂氏(90)=現中日臨時コーチ=を「捕手の練習じゃないの!?」とうならせた。


 冷たい風が吹き抜ける宜野座のブルペンで、藤浪の地面に突き刺さるようなフォークが何度もサク裂した。受けたD2位・坂本誠志郎捕手(明大)らが、体を張って懸命に止めるほどだった。

 「いい感じで投げられたと思います。しっかり(上から腕を)たたけているからでしょうね」

 今キャンプ最多の62球。ネット裏で座って視察していた杉下氏が、23球目からは吸い寄せられるように腰を上げ、捕手の後方に位置を変えるほど熱気を帯びていた。

 スライダーやチェンジアップ、カットボールなど、ひと通りの球種を投げるなかでフォークを連投。「地面スレスレ、今のは最高」と自画自賛しながら落とした。

 この鋭さには神様もビックリ。「あれは捕手の練習じゃないのか!? みんな(球を)たたきつけていた。いろんな球種を投げていたね」。捕手が、地に伏せるようにして止めるようなワンバウンドになったチェンジアップもあった。


 片山ブルペン捕手が「カール・ルイスでも走れない」と驚いた高速クイックも、この日、矢野作戦兼バッテリーコーチが計測して、1秒04をマーク。中日・佐藤スコアラーもストップウオッチを手に、「確かに速いよ」。4年目を前に、着実な進歩を見せている。

 この日は課題だった投内連係でも、確かな成長を示した。「練習は練習にしか過ぎないです。実戦でできるのは、積み重ねしかない。反復練習しかないです」。その冷静沈着さが、またすごみを感じさせる。

「このリリースで、ここに落ちるというところまでは、もう少し時間がかかる。強烈な武器になるよ。(タイプは)スプリットに近い」

 「角度があって、球速もある。気を抜いたら、(捕り損なって)やられちゃうと思った」

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