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【記者の目】譲渡金満額設定でも争奪戦は必至

 前田がポスティングシステムによる米大リーグ移籍希望を球団に申し入れたことは、米メディアでも取り上げられた。レッドソックスの地元紙、ボストン・ヘラルド(電子版)は24日付で「日本のスター、前田はレ軍が獲得を検討する投手の候補になる」と報じた。

 同紙は「田中より被安打が少なく、ダルビッシュより四球が少ない。一方で、三振が少ない」と分析。レンジャーズのダルビッシュ有(29)、ヤンキースの田中将大(27)に続く、日本を代表するエースだと紹介した。

 フリーエージェント(FA)の大物先発投手はいずれもコストがかかる。ブルージェイズからFAのデービッド・プライス(30)は7年2億ドル(約240億円)、ドジャースからFAのザック・グリンキー(32)は6年1億5000万ドル(約180億円)といわれるほどだ。

 米メディアによる評価では、前田の契約は5年6000万ドル(約72億円)前後になるという。譲渡金2000万ドル(約24億円)を加えても、1年平均ではプライスの半額ほど。大物FA選手よりお買い得という見方が強い。複数球団の争奪戦となることは必至だけに、広島がポスティング移籍を認める場合、譲渡金を満額に設定しても勝算は十分ありそうだ。 (MLB担当・峯岸弘行)

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