各氏が懐かしそうに振り返る。石原はさらに「既存のフォーマットとは違うアプローチがよかったのでは」と付け加え、「新人脚本家の登竜門的ドラマとなった。ヤングシナリオ大賞とこの奇妙が両輪となって育っていった」と自負する。確かに君塚良一、中園ミホ、野島伸司、三谷幸喜らが有名になった。
ゴールデンの10分の1も満たないくらいの制作費でスタートした番組は斉木しげるから、やがてストーリーテラーにタモリを迎え、定着した人気番組となっていった。
「企画は募集しますが、われわれが見たいものを作りたい、が原点。バリエーションは尽きることはない。30、50、100年と続いていくでしょう」と石原は話している。
放送は、木下演出でアニメ「ワンピース」とコラボした阿部寛主演の「ゴムゴムの実」、稲垣吾郎主演の「自分を信じた男」、前田敦子主演の「地縛者」、鈴木梨央主演「面」、植田演出の長谷川京子主演「蟲(むし)たちの家」の全5作品。
放送を記念して、番組オフィシャルサイトで人気作品投票を募集中。得票上位の中からえりすぐった作品をリメークし今秋放送する。
また、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」、動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」で過去作品を放送、配信していく。(松本明子)