朗報から2日たっても指揮官は、喜びを隠せなかった。鳴尾浜球場のバックネット裏で、新人5選手の動きをチェックした和田監督が今季構想をポロリ。昨季、頓挫した鳥谷1番構想への熱い思いを明かした。
「そういうことが進んでくる。去年、これ(鳥谷1番)でいこうと決めてから、3試合しかできなかったから。頭の中にあるのはある」
話題は、キャンプを飛び越え、早くもシーズンへ。1番鳥谷にもう一度トライする。昨季の開幕戦は1番鳥谷、2番大和、3番西岡という並びだった。3戦目の昨年3月30日の巨人戦(東京D)、飛球を追って西岡が福留と激突し、長期離脱。鳥谷は3番に座り直すことになり、わずか3試合で、打順変更を余儀なくされた。理想のオーダーにもう一度挑戦する土台には、新3番構想があった。福留の昇格プランだ。
移籍2年目の昨季終盤、元メジャーリーガーは中日時代のような勝負強さをみせた。試合を決める一発を大事な試合で連発し、2位でのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。ポイントゲッターの6番ではなく、クリーンアップを期待できるシーズンの締めくくりだった。球団関係者は「昨年の終盤はさすがと思わせる打撃を見せていた。体のコンディションがよければ、3番を任せられる存在」とチーム構想を明かした。