「一、二回は慎重になり過ぎていた。新井さんには『ストライクゾーンで勝負しろよ』と言っていただきました。最少失点で切り抜けられたのが大きかったです」
五回には狩野の失策、七回には投手・ナーブソンの中越え二塁打と得点圏に走者を背負うも、スコアボードにゼロを並べた。
岩崎の母校である国士舘大は現在東都リーグ2部に所属し、神宮球場第2が主戦場。1961年竣工と歴史が古く、試合がない日はゴルフ練習場も兼ねている。観客席は閑散としていて1部リーグとの同時開催の日には大きな差を感じたという。
「神宮で投げたかったですね。向こうの歓声が聞こえることもありましたよ。集中していましたけど」
今季神宮でのチーム防御率は8・16(試合前の時点)。投手陣の鬼門になっていたが、憧れのマウンドへの思いをボールに込めて、踏ん張った。
「任された場所で自分のピッチングができるように頑張りたいと思います」と話す。次回の登板予定は21日の中日戦(甲子園)が有力。この日2軍落ちしたD1位・岩貞(横浜商大)と入れ替わって、先発5番手の地位を確固たるものにした。残りシーズンもフル回転する。 (柏村翔)