それでも、壁は乗り越えた。前々回登板の7月14日の中日戦(ナゴヤD)は1回2/3を5失点。前回登板の同26日の広島戦(マツダ)も2回2失点と、2試合連続で序盤に崩れていた。
告げられた2軍降格。鳴尾浜では「先発の役目を果たせていない。いままで一番、苦しいです」と唇をかみしめた。悔しさをバネに制球面を磨き直し、甲子園初星につなげた。
「余計なことを考えず、腕を振ることだけ考えていました」
5日にはローテーションの都合で登録を抹消され、代わりに田上が昇格するが、1軍に帯同する予定だ。次回は15日のヤクルト戦(神宮)に登板する見込み。まだまだ白星を量産する。 (西垣戸理大)