ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20)=クラレ=が25日、W杯第11、12戦のルシュノブ大会(28、29日)に向けて羽田空港から渡欧した。
W杯通算50勝目に王手がかかった2週前の地元・札幌大会、前週の蔵王大会では2位、4位、5位、2位と頂点に立てず…。「自分のジャンプができずに、冷静に飛べなかった」と反省した。
その後は「頭と体の動きがあっていないのをいかに近づけるか」とテーマを掲げ、東京都内でトレーニングを行い、改善に着手した。改めて「目指すところはそこ(通算50勝目)だけど、結果の前に内容がよくないといけない」と集中した。
絶対女王はW杯4連敗と苦しむが、次のルシュノブのジャンプ台は2014-15シーズンに7戦ぶりに優勝を飾った。再びルーマニアで、悪い流れを断ち切れるか。
シーズンも折り返し。男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(27)=オーストリア=が持つ史上最多53勝の更新にも期待がかかる。
札幌大会でW杯初優勝など直近4戦3勝と絶好調の伊藤有希(22)=土屋ホーム=も同地に出発。「良くても悪くても切り替えて挑むようにしている。納得するジャンプができれば、もっともっと満足できるはず」と元気いっぱいだった。