12月14日になると『忠臣蔵』がいろんな取り上げ方をされる。
浅野内匠頭が神経質な二枚目で、吉良殿は憎々しげなる老人で…♪どこの誰とはいわないけれど、誰もがみんな知っているゥ…上司にそっくりに描かれる。
そこに赤穂浪士四十七人がまたピュアなやつばかりで、それでいて勤勉ときている。多分、彼らがトラ番だったら…ニュースはかぎつけるヮ、今、球団、監督が何を狙っている? なんてことはくわえ込んでくる…。この日の当番デスク堀啓介が七転八倒? しなくて済むのだ。物事は『忠臣蔵』ほど都合よくはいかない。第一、あの夜、吉良邸には300人を超える警護の武士がいたのに、わずか四十七人が1人も死ぬことなく、無事に吉良殿の首をあげたのは奇跡に近い。それには大石内蔵助の実にクレバーな作戦があった。