一塁ベンチに座っていた金本監督のサングラスが光っていた。選手の動きだけじゃない。体のラインをも観察していた。
北條について「いい体になってきたやろ」と目を細め、「俊介もでかくなった」と紹介。自ら直接指導するウエートトレの効果が明白なだけにうれしくないハズがない。
ところが…ドラフト5位指名した糸原健斗内野手(JX-ENEOS)にも減量指令をした後、自ら口を開いて、思わぬ人物をまな板にのせた。
「高山もちょっとしぼった方がいい。はっきり言って、脂肪がちょっと多い。明治大学の寮でおいしいものを食べていたのか(笑)」
ついに新人王最右翼の1メートル80、86キロの改善に乗り出すことを明かした。「体重を維持しながら、脂肪を落とし、筋肉をつける」というのが指揮官の考え。ウエートトレ、食事方法…。秋季キャンプを含め、正しい鍛え方を伝えるという流れだ。
打率・275、8本塁打、65打点と上々だったルーキーイヤーから、さらなる成長へ-。金本監督が高山にメスを入れていく。 (阿部祐亮)