大谷(左)は七回、一塁内野安打を放つなど打者としては気を吐いたが、投手で結果を残せなかった (撮影・荒木孝雄) SMBC日本シリーズ第1戦(広島5-1日本ハム、広島1勝、22日、マツダ)プロ4年目で初出場した日本シリーズ初戦の先発を任された大谷は、敗戦を淡々と振り返った。敵地のマウンドは雨でぬかるんでいたが、言い訳は口にしなかった。
「1点目も防げる点でした。もったいない。9割方、僕の問題で失点している。僕の失点が勝敗を分けましたね」
二回一死一、三塁で石原から空振り三振を奪ったが、重盗で先制点を失った。四回には松山、エルドレッドに本塁打を献上。6月5日に巨人・大田に打たれて以来の被弾で1試合2発を許すのは1年ぶり。最速158キロの直球を中心に、6回113球で毎回の11三振を奪ったが、先発登板して打席に立つリアル二刀流では今季9戦目にして初黒星を喫した。