福良監督は球団の「育てて勝つ」方針を押し戻して即戦力獲得にかじを切った
2016年ドラフト会議出席者
ドラフトの指名方法(仮想) ギャラリーページで見る オリックスは19日、最後の最後に福良監督の熱意が通じた。
「1位は即戦力投手。開幕から投げられる投手です。外れ1位も、2位も即戦力投手。高校生は行きません。うちは来年勝負のチームですから」
指揮官はホッとした表情をみせた。球団案は高校生指名で「育てて勝つ」方針。だが、進退をかけた2017年に向けて「将来性」では納得できない。懸命の主張で、方針を変えさせた。
ただ、1位指名が決まっていない。約3時間におよぶ会議で創価大・田中、明大・柳、東京ガス・山岡、桜美林大・佐々木千まで絞ったが、そこから先はドラフト当日に持ち越しとなった。
とはいえ、くじを引く心の準備はできている。「右で引くか、左で引くかも決めてない。勝負服もなし」。自然体で運命の瞬間を迎える。 (上田雅昭)