八回、安部の適時三塁打で一塁から生還する野間。打って走って躍動した(撮影・山田喜貴) (セ・リーグ、阪神4-6広島、24回戦、広島18勝6敗、14日、甲子園)左翼席を赤く染めた鯉党の声援に応えた。若鯉の台頭、控えの層の厚さが圧倒的な強さで制した理由だ。ひっくり返された直後に2点を奪い返し、今シーズン43度目の逆転勝ち。立役者は猛打賞の2年目の広島・野間だ。クライマックスシリーズ(CS)の切り札襲名へ、猛アピールした。
「何とか必死に後ろにつなぐことだけを考えて。いい形でよかった」
まずは1点を先制し、なおも二死一、三塁で先発・藤浪の低め156キロ直球をとらえ、左前適時打。今季初打点をマークすると、2打席目は投手強襲の内野安打でつないだ。さらに、3-4と逆転された後の八回には一死一塁から、3番手のサターホワイトのフォークを中堅左に運び、好機を拡大。安部の逆転2点二塁打を呼び込んだ。