フェニックス・リーグの広島戦に投げた阪神・伊藤将司=天福スタジアム(撮影・中井誠) 阪神は11日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の広島戦が、四回表終了後に降雨のためノーゲームとなった。先発した伊藤将司投手(29)は2回1安打1失点だった。1軍戦力の見極めや戦力アップのため、平田勝男2軍監督(66)に代わって野村克則1軍バッテリーコーチ(52)が指揮を執った。
伊藤将は藤川監督から〝追試〟を課されて臨んだマウンドで2回1失点だった。「ストレートもいい感じで前回よりよかったので、いい調整できたかなと思います」。7日の中日戦(サンマリン宮崎)で3回4安打2失点と結果を残せず、そのまま帰阪予定だったが指揮官から「投げ直し」を命じられていた。中3日を経て調子は上向きだ。「準備はできた。その場面が来たら全力で投げたい」と力強い。この日帰阪し、ポストシーズンに備える。
指揮を執った野村バッテリーコーチは、伊藤将の投球を「打たせて取るところが持ち味だから。そのようにできていたと思うので心配はしていないですね」と評価した。この日で熊谷、木浪ら1軍選手は帰阪したが12日まで宮崎で指揮を執る。「それぞれちゃんと調整もできていると思う。結果よりもコンディションも大事になる」と最高の状態で日本一への戦いに挑む。