力投する阪神・才木浩人=南郷スタジアム(撮影・中井誠) (みやざきフェニックス・リーグ、西武1-2阪神、8日、南郷)心配ご無用! 阪神・才木浩人投手(26)が先発し、6回無安打無失点。打球が右くるぶしを直撃した9月22日のヤクルト戦以来となる実戦で万全の状態をアピールした。15日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへ、フォークも完成。村上との2本柱で、日本シリーズ進出を目指す。試合は2-1で勝利した。
最高気温30度。10月らしからぬ、暑く、ジメジメした宮崎で汗を飛ばしながら力投した。決戦まで、1週間。才木は納得の結果を残し、充実の表情で空港へと向かった。
「やりたいこともできましたし、フォークの感じもすごくよかった。調整にしては、すごくよかったと思います」
右くるぶしに打球を受けた9月22日のヤクルト戦(神宮)から約2週間。7日に宮崎入りし、この日の試合後に帰阪という大忙しのスケジュールで最終登板に臨んだ。
変化球の感覚を確かめることをテーマに掲げながら、育成選手も並ぶ西武打線を一切寄せ付けなかった。許した走者は四球と振り逃げの2人のみ。最速は153キロを計測し、5つの三振を記録。今季防御率1・55でタイトルに輝いただけの投球を、南国の野球ファンに披露した。
中でも手応えをつかんだのが、二回、五回と2つの三振を奪ったフォークボールだった。
「すごくよかったと思います。きょうくらいのフォークがシーズンで投げられたらよかったのにな、みたいな感じ。この感覚でCSに入れたらと思いますね」