キャッチボールをする阪神・森下翔太 =尼崎市・SGLスタジアム尼崎(撮影・林俊志) 阪神・森下翔太外野手(25)が8日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(11月15、16日、東京D)の日本代表メンバーに選出され、2軍本拠地の日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で取材に応じた。2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の前哨戦で、連覇を目指すチームの中で森下は「短期決戦というところでも自分はできるという自信がある」と言い切った。
世界最高峰の戦いへ、憧れではなく、自信がある。井端ジャパンの常連となった森下が、世界一への思いを口にした。
「(国際大会は)何回か大学時代からも経験があるので、前向きに捉えられる。短期決戦というところでも自分はできるなという自信がある」
この日は15日開幕のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けて、調整。キャッチボールやシートノックをこなし、室内で打撃練習をした後に吉報が舞い込んだ。「うれしいですし、いろいろな一流の選手たちと、また集まってプレーできるのはすごく楽しみ」と声を弾ませた。
昨年11月の第3回WBSCプレミア12では全9試合で4番を務め、打率・357(28打数10安打)、1本塁打、9打点をマーク。3度「プレーヤー・オブ・ザ・ゲーム」に選出され、大会トップ13得点の活躍でチームをけん引。思い切りの良さと短期決戦に必要な初対戦の投手に対して高い対応力を見せた。今季マークした23本塁打&89打点はともに佐藤輝に次いでセ・リーグ2位。堂々の数字を残しての選出に「勝負強さとか打点というところをアピールしたい。点を取れる能力は短期決戦においてすごく必要な力だと思う。守備の部分でも自信をもってやりたい」と意気込みを語った。
本大会に選ばれれば、ドジャース・大谷らメジャーリーガーとチームメートになる可能性がある。「メジャーのトップで戦っている方たちと同じ空間にいられるだけで分かりやすく目標になりやすいというか、テレビで見ていたものを肌で感じることでもっとイメージしやすくなる。そういう意味では3月も選ばれたらすごく自分も刺激になる」と、またとない絶好の機会。野球人として逃すわけにはいかない。
「メインは3月になると思うので、ちょっとでもアピールをできればいい。自分の100%以上の力は出ないと思うので、100%に近いパフォーマンスを出せたら」
虎の3番打者が日の丸を背負う。これからの戦いで日本一という勲章をもぎ取り、世界へ飛び出す。(渡辺洋次)