ロッテの新監督に就任し、会見するサブロー監督=ZOZOマリンスタジアム(撮影・蔵賢斗) ロッテのサブロー新監督(49)が8日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで就任会見に臨み「厳しいことだけは覚悟してほしい」と抱負を語った。
今季56勝84敗3分けの借金28で8年ぶりの最下位に沈んだチームを率いるだけに会見では「厳しさ」を前面に押し出した。
所信表明では「今年断然の最下位ということで、難しいチーム作りにはなると思いますが、甘さを取り除いて厳しい練習をして、若い選手が多いチームなので、羽ばたけるようなチームにしていきたい」と語った。
この日の司会は元球団職員で昨季まで場内アナウンスを担当していた谷保恵美さん。「サブローーーーーー!」のロングトーンで紹介されたが、往年よりもやや短めのブレスに「懐かしいですね。でも、ちょっと腕を落としたかな」と笑わせた。
今季途中の6月2日に2軍監督から1軍ヘッドコーチに配置転換された際に「合流してからは、雰囲気は悪くなかったんですけども、なんか変な言い方すると負け癖というか、『もういいや』っていうのが見える選手がちらほら見たので、まずそこを変えたかった」とチーム内に染み付いた敗戦慣れの空気を変えることに腐心していたという。
2桁本塁打を放った山本、高卒2年目で規定打席に到達した寺地、新人王候補として名前の挙がる西川ら、2軍でともに汗をかいた若手が台頭しつつあるが、監督の立場で今季までと同じように猛練習というわけにはいかない。
「やりたいんですけども、やっぱり各担当コーチがいますので、これは自信持って任せられるコーチに、僕はあまり口出さないようにはしたい。アメとムチをうまく扱えるようなコーチに来ていただけたら」と厳しさと熱意を持ったコーチの人選を進めたい意向を示した。
「この春、2軍は都城でめちゃくちゃ厳しいキャンプをした。その時の僕の中でのスローガンが『昭和のキャンプをやろう』。また、それはうちのチームに一番、今足りないところ。秋、春は厳しいキャンプになると思います」と猛練習を予告した新監督。パ・リーグの底から這いあがれるか。