ロッテのサブロー新監督は10月8日に就任会見に臨む ロッテ・サブローヘッドコーチ(49)がロッテの新監督に就任することが10月5日、発表された。
新監督は8日に就任会見に臨む。球団を通じて「2016年 引退試合のスピーチで、マリーンズを日本一の球団にするという夢があると語らせていただきました。この愛するチームを日本一にするという大きな夢の実現のために勇往邁進してまいります。そして私がつけさせていただいている背番号『86』は、現役時代に指導いただいた山本功児監督の番号です。功児さんのように熱く指揮を執っていければと思います」と恩師へのリスペクトを込めたコメントは出された。だが、具体的にどんな再建策があるのか、どんな構想を描いているのか、8日の会見までは分からない。
2016年の現役引退後、ロッテでスペシャルアシスタントを3年。楽天でファームディレクター、スカウティングアドバイザー。23年から古巣に戻り2軍監督と1軍ヘッドコーチとして過ごした2年半は、球団内外で得た知見をロッテの未来に結び付けるための期間であったはずだ。
サブロー新監督は若手の成長に手応えをつかんでいる真夏のZOZOマリンスタジアムのグラウンドで何度か一対一で話を聞かせてもらったことがあった。そこから感じ取れたのは、近未来の監督就任を意識した責任感とチームの未来に対する前向きな姿勢だった。読書家の新監督は野球とは分野違いの経済や金融への興味も強い。
「攻撃面はまだまだ改善点はあるけど、ある程度めどは付いた感じはする。西川や山本、寺地と若手が出てきていて、藤岡や佐藤ら、本来の主力も状態は上がってきたからね。相場で言うなら、客観的に見て今のロッテは『買い』やろ。他球団の人と話しても、そう言われることは多いよ」。ある日の試合前にサブロー新監督が記者に語った言葉だ。
確かに6月以降、西川の打撃改良が奏功するなど攻撃面では一定の向上が見られた。一方で投手陣は種市の8月以降の覚醒や、高野の台頭など好材料はあったが課題山積。攻撃面でも走塁面での判断力低下や進塁打の欠如など、強いチームには欠かせない適時打以外で1点を取る能力は低い。また、打線を向上させたサブローコーチが監督に就任することで、個々への指導は時間の関係上難しくなる。確かな熱意と技術論を持つコーチは欠かせないはず。
自民党で初の女性総裁となった高市早苗氏に市場が好感し、6日の株式市場は爆騰した。ロッテも新監督の改革策で断然最下位からの反転につなげられるか。(片岡将)