巨人はDeNA8回戦(東京ドーム)に4-0で快勝して勝率を5割に戻し、2位に浮上。山崎伊織投手(26)が6回⅔を4安打無失点に抑え、リーグトップタイの7勝目を挙げた。対DeNAは2023年10月4日から7連勝。通算成績を13勝3敗とした。
海の向こうで活躍する先輩の姿が、山崎の刺激になっている。6月某日。今季、米大リーグのオリオールズに移籍した菅野から激励の連絡があった。
「投げる球以外でも、『マウンドに立つ姿とか振る舞いも良くなっているよ』と言ってもらった。向こうから細かいところまで見てくれていて、うれしいです」
菅野は東海大の先輩であり、プロ入り後は背番号19を継承。シーズンオフの自主トレをともに行い、今年は日本介助犬協会の支援活動も受け継いだ。「一度、アメリカに行こうとして日本に残り、もう一回、成績を出して、優勝してから行って。かっこいいですよね」と尊敬の念を抱く。ロッカールームでは「明日、菅野さんが投げるらしい」とナインの間で話題になるといい、菅野の登板日は「朝、起きたら結果を見ます」と山崎はいう。
昨季、菅野はリーグ最多の15勝を挙げて優勝の立役者となった。苦しいとき、チームに勢いをもたらすのがエース。連覇へ向け、山崎がその役割を担う。(巨人担当・原田優介)