二回に先制本塁打を放つ巨人・坂本勇人=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) (日本生命セ・パ交流戦、日本ハム2―7巨人、1回戦、巨人1勝、14日、エスコン)これ以上負けるわけにはいかない。大黒柱が連敗ストップへ、豪快な一発でチームを鼓舞した。今季初の「7番・DH」で先発した巨人・坂本勇人内野手(35)が先制の4号ソロをたたき込んだ。
「最高の形で先制点を取ることができてよかった」。0-0の二回2死。日本ハムの先発左腕、山崎が投じたチェンジアップを強振。大きな放物線を描いた打球は、左翼後方のブルペンに吸い込まれた。
4月25日の中日戦(東京ドーム)以来、50日ぶりの一発は、チームのエスコン初安打&1号。2試合ぶりのスタメン起用に一振りで応えた。
チームは6連敗中。負の連鎖を断ち切るべく、阿部監督は打線をテコ入れした。俊足の増田大を今季2度目の2番で起用。直近6試合で20打数1安打と不振の主砲、岡本和の後ろには萩尾を据えた。
2-0の三回2死一、二塁では5番・萩尾が中前適時打。13日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で昇格即スタメンで2安打を放った2年目の右打者が、またもバットで結果を残した。阿部監督は「いろいろ工夫してね、こっちも考えているけどなかなかうまくいかない。今いるメンバーで必死にやっていくしかない」と語っていた。指揮官が試行錯誤した打線が、坂本の一発を足掛かりに、五回までに6得点を挙げるなど奮起した。連敗を6で止めた。