昨年3月20日、マリナーズ時代のサンタナ。東京ドームでのMLB開幕戦で、右翼席に満塁アーチをかけた ヤクルトが新外国人候補として前米大リーグ、インディアンスのドミンゴ・サンタナ外野手(28)の獲得調査を進めていることが29日、分かった。複数の米球界関係者が明かした。ブルワーズ時代の2017年にシーズン30本塁打を記録し、28歳にしてメジャー通算77本塁打の大砲。2年連続のセ・リーグ最下位に終わった今季、チーム468得点はリーグ5位と得点力不足が課題で、サンタナ獲得に注力する。
復権を狙うヤクルトが、大リーグ通算77本塁打の大物獲得に照準を定めたようだ。複数の米球界関係者によると、サンタナの獲得調査を進めていることが判明した。
ドミニカ共和国出身で196センチ、105キロの右打ち外野手。柔らかい打撃フォームで、逆方向の右翼にも悠々と本塁打を放てる強打者だ。2014年にアストロズでメジャーデビューすると、規格外のパワーを武器に、ブルワーズ時代の17年に30本塁打。マリナーズでの昨季は21本塁打と、28歳の若さで通算77本塁打を誇る。今季はインディアンスに所属し、10月30日にFAとなっていた。
日本とも縁がある。マリナーズに所属した昨年3月20日、東京ドームで開催されたアスレチックスとの開幕戦に「5番・左翼」で出場し、三回に右翼席に逆転満塁弾を放った。ヒーローインタビューでは「最高の気分だよ。イチローと同じチームで日本で開幕を迎えられた。僕の夢がかなったよ」と話し、翌日に現役引退を発表したイチロー氏のワンプレーごとに拍手が湧く光景に心を動かされたと語っている。
変化球にも対応力があるなど、日本の野球への適応にも期待ができる。大リーグでは右翼346試合、左翼89試合、中堅27試合で出場。現在28歳と若く、さらなる将来性があるのもサンタナの魅力で、白羽の矢が立ったようだ。
2年連続最下位に終わった今季のヤクルトのチーム114本塁打はリーグ3位ながら、468得点は同5位と低迷した。全試合4番に座った村上の後を打つ5番打者を固定できず、打線は迫力を欠いた。劣勢時にも一発を期待できるサンタナが、ともに今季打率3割をマークした青木や村上、そして山田がいる打線の軸に加われば、相手にとって脅威となる。