東京六大学野球秋季リーグ最終週第1日(7日、慶大1-3早大、神宮)表情は厳しく、目線は鋭かった。勝てば優勝が決まる慶大だが、木沢が7回105球の熱投を見せたものの4安打3失点で敗戦投手に。右腕は「きょう決めたかった。打たれたのは甘いボール。僕の技術不足だと思います」と唇をかんだ。
楽天に1位指名された早大のエース、早川との息詰まる投手戦。神宮球場に詰めかけた1万2000人が注目する中で気迫を前面に出した。
一回、先頭の金子をこの日最速となる152キロの直球で二ゴロに打ち取ると五回まで無失点。
しかし、六回に1点を先制され、同点に追い付いた直後の七回には高めに浮いたスプリットを捉えられ、勝ち越し2ランを浴びた。
8日の最終戦で雌雄を決する。堀井監督は「もともと、きょう(7日)の先発と明日のリリーフを考えていた。体調を見て頑張ってもらうかもしれない」と展開次第での連投を示唆。木沢も「やり返す、リベンジするチャンスがあるので、全部出し切って勝って終わりたい」と語気を強めた。(赤尾裕希)
★燕・高津監督ら首脳陣が観戦
衣笠球団社長、小川ゼネラルマネジャー、高津監督らヤクルトの首脳陣が、神宮球場で木沢の投球を見守った。遠征先の名古屋から帰京し、東京ドームでの巨人戦前に視察した高津監督は「フォークが浮かないところ、空振りを取れる球種がいくつかあるのは、やはり良い」と評価。「大きな期待をしているし、大きく成長させないといけない。けがをしないで、しっかり準備してきてくれたら」と期待感を示した。