練習後、(左から)飯塚、奥川、宮城、佐々木らは焼き肉店を訪れ、英気を養った 野球U18W杯第6日(4日、韓国・機張現代車ドリームボールパーク)1次リーグ終了。日本は4勝1敗、得失点率の差によりB組を首位で通過した。2次リーグは同組から進出した米国、台湾との対戦成績が持ち越され、日本は1勝1敗からスタート。5日の2次リーグ初戦、A組3位のカナダ戦に向け、2時間の非公式練習を行い、佐々木朗希(大船渡3年)、奥川恭伸(星稜3年)両投手が恩返しの初登板を誓った。
世界中が待ち望む初登板が近づいている。5日のカナダ戦から2次リーグが開幕。1勝1敗から始まるが、日本にはまだ「佐々木&奥川」という2枚の黄金カードを残している。佐々木が、仲間への感謝の思いを胸に、マウンドに上がる。
「(1次リーグで自身が)投げられないということは分かっていたと思う。投手陣に(奥川と)2人がいないということは、すごく大変だったと思う。その中でつないでくれたので、ちゃんと結果を残して恩を返したい」
大学日本代表との壮行試合(8月26日)で右手中指に血まめができ、調整は遅れた。2本柱を欠く非常事態の中で、世界一を目指す舞台での出番を用意してくれた。
佐々木だけじゃない。
甲子園大会の5試合で計512球を投げた疲労からスローペースの調整が続いていた奥川も「足を引っ張らないように何とか抑えたい」と思いもは同じだ。激戦を終えて一度は力が抜けたというが、心身ともに状態は上向き。昨年のU18アジア選手権(宮崎)では当時2年生でただ一人、日の丸を背負い、感じたのは「日本の常識は通用しない」ということ。肌で感じたストライクゾーンの違いなどは東京での合宿中からチームに還元してきた。あとは投球で貢献するのみだ。