米CNN国際電子版は21日、6月に白血病と診断され60日間の負傷者リスト入り(IL)していた米大リーグ、インディアンスで2017年ア・リーグ最多勝(18勝)のカルロス・カラスコ投手(32)が19日(日本時間20日)、マイナー傘下2Aアクロンでのリハビリ復帰登板を果たし、初球の球速が97マイル(156キロ)を計測したと報じた。
「インディアンス投手、カルロス・カラスコ白血病から強気の復帰『もう準備はできた』」との見出しを打って、「右腕は2Aでのリハビリ登板で投じた初球のストレートが97マイルを計測し、自分自身さえも驚かせた」と伝えた。
先週の打者相手の実戦形式の練習でも、カラスコの球速は90~93マイル(145~150キロ)を計測。この試合に3番手として登板し、1回を無安打1三振1四球の内容だったカラスコは「(病気の発覚後)2カ月半あまりの間、野球から離れてたのに3、4回のブルペンに入っただけで初球が97マイル出た。投げ終わった直後にスコアボードを振り返って球速を見たら、97という数字が出ていて、最高の気分だった」と手応えを口にし、「自分でもびっくりした、全ての球が以前とはかなり違うものになっていた。チャンジアップさえもね」とコメント。
マウンドに上がる際、球場に集まった4000人以上のファンにスタンディングオベーションで迎えられたカラスコは、「病気が発覚してから今日まで、みんな僕を応援してくれた」と感謝を口にし、「もう準備はできている。まずは明日まで待って、次のステップに進みたい」と念願のメジャー復帰に意欲を見せた。
ベネズエラ出身のカラスコは今季12試合に登板し4勝6敗、防御率4・96。チームは6月初め、カラスコに無気力な症状が見受けられ、血液疾患と診断されたことを発表し10日間のIL入りさせ、その後の検査で白血病と診断されたことを公表した。