エンゼルス3-12アスレチックス(30日=日本時間1日、アナハイム)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(24)はアスレチックス戦に「3番・DH」でフル出場し、今季初の1試合2本塁打をマークした。チームは3-12で大敗する中、四回に11号、八回に12号と、ともにソロを右中間へ。6月は月間32安打、9本塁打、22打点で、いずれもメジャー2年目で自己最多の数字を記録した。
空席の目立ったスタンドに、乾いた打球音が鳴り響いた。2-12と敗色濃厚でも帰らず待ち続けた本拠地のファンに届けるホームラン。八回、大谷が速球を捉え、この日2本目となる12号ソロを右中間席へ運んだ。
「試合勘や打席での感覚は、徐々に良くなっている。(2本塁打は)個人的には大きいことだけど、結果大差で負けているので」
チームは大敗で3連敗を喫しただけに、明るい表情とはいかないが、圧巻の2発。2本目は今季最長飛距離となる136メートルを飛ばした。
0-2の四回に、3試合ぶりの本塁打となる、技ありの11号ソロ。真ん中低めのカーブに体勢を崩されながら、右手一本だけで右中間フェンスの向こうまで運んだ。直前の5球目も含めて「頭にはなかった」という球種。「うまく拾えた。しっかり引きつけて打てたかな」と自賛した。
ぶれない姿勢を示したのは、内角高めに手を出さずに見逃し三振に倒れた六回だ。「審判がストライクと言えばストライク」。そう理解しながらも「何回取られても多分振らない。長い目で見たときに、自分の目を信じていいと思う」と断言。自らのストライクゾーンを、大切に守り続ける。