3回、安打を放つDeNA・石田裕太郎=横浜スタジアム(撮影・佐藤徳昭) (SMBC日本シリーズ2026、DeNA1-3ソフトバンク=延長十一回、第1戦、ソフトバンク1勝、24日、横浜)DeNAの石田裕太郎投手(24)は七回途中1失点の好投で、第1戦先発の大役を果たした。
一回、先頭の正木に初球の149キロ真っすぐを、左翼ポール際に弾き返され、わずかに左を通過する特大ファウルでヒヤリとする場面があったが「あそこで緊張が解けて、リラックスできました。真っすぐの走りがよかった」と六回まで無失点。七回に山本祐の左翼線二塁打でピンチを広げられ、先制点を献上して降板となり「打たれて悔しい。祐大さんだけじゃなくて、全員すごい打者で、投げていて充実感があった。絶対次はやり返したい。勝てなかったので、投げる機会があったら勝てるような投球をしたい」と雪辱を誓った。
6回を抑えガッツポーズを見せるDeNA・石田裕太郎 =横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)三回には上沢から中前打を放ち、球団の日本シリーズでは1998年第1戦で野村弘樹が森慎二(西武)から二塁打2本を放って以来の投手安打。「記録ですね。祐大さんなら真っすぐを続けると思ったので、1、2の3で行きました。ちょっと打撃練習をしていたので、真っすぐギャン張りでいきました」と見事な狙い撃ちをみせた。
駐車場では始球式と解説で来場していた前監督の三浦大輔氏に車の中から「ナイスバッティング」と活躍を労われ「ありがとうございます。またお願いします」と晴れやかな表情で返していた。