打撃改革への〝切り札〟だ!! ヤクルト・川端慎吾2軍打撃コーチ(39)が来季から1軍打撃コーチに昇格することが24日、分かった。4年連続Bクラスとなるリーグ5位に沈んだ今季は、449得点が12球団中11位と得点力不足が浮き彫りとなっており、83本塁打も12球団最少。5年ぶりのAクラスに向けて打力アップは至上命題で、コーチ1年目から熱心な指導で若手の成長を促した手腕を買われた。現役晩年に「代打の切り札」として名をはせたバットマンが、再建に尽力する。
逆襲に向けて動く。ヤクルト・川端2軍打撃コーチが来季から1軍打撃コーチに配置転換となることが判明。若手選手に実戦的で結果を残せる指導を施し、成長を促す。
今季は4年連続Bクラスとなるリーグ5位と低迷。攻撃面では、449得点が12球団中11位と得点力不足が浮き彫りとなっており、83本塁打も12球団最少だった。クリーンアップを担える和製大砲を一人でも多く育てることが急務であり、喫緊の課題となっている。
川端コーチは昨季限りで現役を引退したが、確かな手腕の持ち主だ。就任時には「選手としっかりと会話をして、コミュニケーションを取り合えることが一番。打撃は自分の感覚が一番大事。感覚を大事にしながら、いろんな練習法をアドバイスできればいい」と決意表明。今季は高卒4年目の左打者、西村の打撃フォームを修正して才能を開花させ、1軍で4番を任せられるまでに成長させた。
22日に行われたドラフト会議では1位で東京ガス・藤沢、2位で東北福祉大・佐藤を指名。どちらも即戦力となる右のスラッガーなだけに、1年目から1軍で結果を残せるよう指導していく。また、オフにはオーストラリアのウインター・リーグに同行予定。来季2年目の松下、同3年目のモイセエフの指導を継続し、中軸として育て上げていく。
コーチ陣には新たな風も吹きこむ。山崎2軍外野守備走塁コーチが1軍の同部門に、土橋1軍外野守備走塁コーチが1軍内野守備走塁部門、三輪2軍内野守備走塁コーチが2軍外野守備走塁部門に配置転換される予定。さらに、昨季限りで現役を引退した北村拓己氏(31)を2軍打撃コーチで、今季巨人からハヤテに派遣されていた古城茂幸ヘッド兼野手総合コーチ(50)を2軍内野守備走塁コーチとして招聘(しょうへい)することも判明。組閣を進め、来季の巻き返しを期す。