学校法人駒澤大学フェローイベント2026に登壇した陸上部の落合晃(撮影・川並温美) 先月のアジア大会男子800メートルを大会新記録で制し、日本勢64年ぶりの金メダルを獲得した駒大の落合晃(2年)が25日、東京・世田谷区の駒大駒沢キャンパスで行われた「学校法人駒沢大学フェローイベント2026」に登壇した。「アジア大会に関してはしっかり練習が積めて自信を持ってレースに臨めたので、プレッシャーというよりは本当に自信を持って走ることができました」と振り返った。
イベントの第1部で、落合を指導する大八木弘明総監督が「強くなるために何より必要なのは準備。準備ができている選手が一流になっていく」と語ると、第2部では落合が好きな言葉は「準備万端」と回答。「陸上競技は準備がすべて。スタートラインに立った時点で結果の8割が決まっていると言われるほど準備が大切なスポーツですので、スタートラインに立った時にこれだけやってきたんだと自信を持てるよう、常に準備万端を心がけています」と意識の高さを見せた。
今季は5月に二度、日本記録を更新。オフに坂道ダッシュなどで鍛えてきた成果が実った。坂道ダッシュでは寮の近くの急坂100メートルを14~15秒程度で、多い日で6本走っているという。
今年5月に樹立した日本記録は1分43秒45。来年9月の世界選手権北京大会の参加標準記録(1分43秒00)で、世界と戦うためにも1分43秒切りが一つのターゲットになりそうだ。二十歳のホープは「今回語らせていただいたことをさらに強化して、来年の北京の世界陸上、そしてロサンゼルスオリンピックに向けて、もっともっと頑張っていきたいと思っています」と力を込めた。