メンバー表交換を終えベンチに引き揚げるヤクルト・池山隆寛監督 =横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、DeNA-ヤクルト、22回戦、10日、横浜)ヤクルト・池山隆寛監督(60)が試合前に取材に応じ、9日に86歳で死去した張本勲さんを追悼。張本さんとの市尼崎高時代の〝縁〟を明かした。
「高校のときに、私の高校に講演にきてくれたことがありました」
野球部員のみならず、全校生徒が集って張本さんの講演を聞いた。話題は「戦争の体験」や「節制の大事さ」などさまざまで、「夢に向かって頑張るには犠牲も伴う。自分の中で一つ大事なことを削っても、目標や夢を持って頑張りなさい、という話をしてもらった」と懐古。大先輩の言葉を胸に刻み、3年時の1983年夏に同校初の甲子園出場を果たし、「野球部の部員みんなで話を聞いて、そういう気持ちになって、甲子園に出られたのかなと思う。一つにまとまった感じは受けた」と感謝した。
通算3085安打を誇る大打者の訃報に「残念です」と哀悼の意を示し、「歴代の先輩たちがいて今のプロ野球が続いている。敬意を忘れずに戦っていきたい」と語った。