1回、先制二塁打を放ち、ポーズをとるDeNA・牧=横浜 (セ・リーグ、DeNA-ヤクルト、22回戦、10日、横浜)主砲は甘く入った絶好球を逃さない。DeNA・牧がヤクルト戦(横浜)で一回、初球の真ん中フォークを捉え、左中間に先制の適時二塁打を放った。10日の試合前時点で対ヤクルト戦は打率・322、5本塁打、12打点と好相性を誇る背番号2は「1塁ランナーの蝦名さんがホームまで激走してくれたので感謝です! とにかく先制して主導権を握りたかった」と胸を張った。
8日から始まった4位・ヤクルトとの直接対決3連戦は、クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す上でも天王山となる戦い。9日は9得点の大勝で1勝1敗のタイに持ち込み、ゲーム差を4.5と広げていた。勢いそのままに、この日も一回に幸先よく先制。三回までに2本塁打を含む6得点で突き放した。
牧は6日の阪神戦(甲子園)で右手首に死球を受けた影響で途中交代。幸い大事には至らなかったが、8日のヤクルト戦はベンチスタートだった。「日に日に良くなっている。いつも通り振れている」と話し、痛みが完全に引いているわけではないが、9日の試合では六回に23号3ランを放つなど2安打3打点で活躍を見せた。
強打者として厳しいコースを突かれるのは宿命。牧は「避け方も大事。(避ける)技術を上げていきたい」と受け止めている。シーズン最終盤。けがでの長期離脱だけは避け、打線を牽引(けんいん)していく。(児嶋基)