東大戦の五回から途中出場した慶大・清原勝児=神宮(撮影・礒谷優真) 東京六大学野球春季フレッシュトーナメント第1日(2日、慶大8-6東大、神宮)神宮の舞台で確かな存在感を示した。慶大の清原勝児内野手(2年、慶応高)が五回の守備から途中出場。七回には昨春の新人戦以来となる安打を放った。公式戦で約1年ぶりに安打を記録。「打球が抜けて自分でもホッとした」と目を細めた。
新人戦では自ら立候補して主将を務める。「1、2年生のメンバーを見て、自分が引っ張らないといけないと実感した」。この日は先発を外れたが、一回からベンチで声を張り上げ、「楽しく野球をしよう」と笑顔の顔文字が描かれたボードを掲げて仲間を鼓舞。すると5点を追う九回に打線が爆発。山田望意捕手(1年、慶応高)の3ランなどで一挙7点を奪い、大逆転勝利を飾った。
大会6連覇を目指すチームを率いる清原は「焦らず自分たちの野球を貫き通そうという意識が全員にあった。とにかく優勝を目指してやっていきたい」。
この日は父で、プロ野球西武などで通算525本塁打の清原和博氏(58)も観戦。「もっと活躍して喜ばせたい」と飛躍を誓った。
■清原 勝児(きよはら・かつじ) 2005(平成17)年5月1日生まれ、21歳。東京都出身。小学2年からオール麻布でプレー。6年時にジャビットカップ準優勝。中学時代は世田谷西リトルシニアに在籍し、3年時に全国選抜大会と日本選手権出場。神奈川・慶応高では正三塁手として23年春の選抜大会出場。同夏は背番号15で、同校107年ぶりの優勝に貢献。175センチ、80キロ。右投げ右打ち。