新庄監督が初めて甲子園にやってきたときも、2者連続スクイズってのがあった。いつの時代も、飽きさせない。楽しませてくれる。新庄野球は想像を超えてくる。
と思っていたら、ラジオから、サンケイスポーツ評論家の八木裕さんの声が聞こえてきた。
「みなさん、気軽に走者三塁でエンドランは面白いっていいますが、空振りしたら、三塁走者は殺されるんですよ。走塁死は最も野球の流れを変えるんですよ。それを分かってますか?(日本ハム)ベンチにいるときは、心の片隅で『辞めてくれ!』と思ってましたよ」
去年まで、新庄監督の横でスリル満点の采配をみていた打撃コーチとしての、偽らざるを心境を漏らしていた。
さらに、三塁走者を俊足の矢沢に代えて、その直後にスクイズ。みえみえの采配だった。
「想像を超えてますねぇ」
八木さんが放送席でうなっていた。
この3試合、新庄野球に幻惑され続けた阪神だったような気がする。
「日本ハムは、高校生を指名して、その選手を育てていく。育成出身の選手が、守護神になったりする。そういうチームですね」
昨年まで在籍した古巣の育成方針を評価していた。
ただ、阪神の評価も忘れていなかった。
「阪神はドラフト1位が次々と力を発揮して、ドラ1がズラリと並ぶ打線を作り上げた。これは、球団の方針が正しかったわけで、そういうチーム作りなんですよ」
八木さんの言葉に、少しホッとした。
3連敗は悔しいけれど、交流戦は始まったばかり。セの王者として、ドッシリ構えて、戦い抜きましょう。
そして、10月に日本ハムとの日本シリーズ…。そうなれば最高だ。
やり返しましょう。史上、最も盛り上がるシリーズになるのは必至!