BEASTの切り札はMVP・下石戟 ©AbemaTV, Inc. ©M.League 麻雀のプロリーグ、Mリーグの2025-26シーズンは12日を含めて残すところ3日間、6試合。いよいよ、燦然(さんぜん)と輝く優勝シャーレと賞金7000万円を獲得するチームが決まる。
毎日のように順位が入れ替わりながら展開してきたファイナル。それでも前半戦はまずはトップを目指し、チームのポイントを伸ばすことに専念すればよかった。それが残りの試合はすべて、究極の〝条件戦〟に変わってくる。一気に抜け出すチームをつくらないよう、上位へのマークは厳しくなり、そのポイントや順位点を削るためにはアガる相手を選ぶ山越しあり、下位への差し込みもあり。策を巡らせての頭脳戦こそ、麻雀の醍醐味(だいごみ)のひとつだ。
もちろん、えりすぐりのMリーガーなら条件戦はお手の物。なかでもここぞの勝負どころでは、各チームが切り札をぶつけてくるはずだ。15日の最終戦に向け、連闘上等で押せ押せの登板になる選手は誰か。
Mリーグ・ファイナル順位表Mリーグ・今後の試合予定表ポイントを大きく伸ばしたいTEAM雷電は攻撃力の高い黒沢咲、EX風林火山には優勝を飾った2020-21シーズンのファイナルで大車輪の活躍を演じた勝又健志が控えている。
KONAMI麻雀格闘俱楽部は、もちろん大黒柱の〝魔王〟佐々木寿人。勝ちたい気持ちはだれにも負けない。そして、BEAST ⅩにはMリーグ1年目からMVPを獲得した下石戟がいる。あの鋭い眼光がますます威力を発揮するだろう。
昨年のファイナルは最終戦のオーラスまで3チームに優勝の可能性があった。今年、あのしびれる卓上にいるのは-。最後までじっくりと見届けたい。
■片山真(かたやま・まこと) 1961年12月18日生まれ。64歳。広島県出身。東京大学農学部畜産獣医学科卒、同大学院修士課程修了。競馬記者歴は39年。夕刊フジで『俺の切り札』を連載し、メインレースを中心にヒットを連発した。麻雀歴は高校1年からで、昭和の人間らしく好きな手役は純チャン三色。