(セ・リーグ、DeNA-巨人、4回戦、24日、横浜)今季を迎えるまでプレー経験がなかったポジションで、DeNAの歯車の一つになろうとしている。内野手登録の三森が、3試合続けて「1番・中堅」で出場し、7試合連続安打を放った。本職は二塁ながら、春季キャンプから精力的に外野守備を強化。「いろんなポジションをやりながらバッティングのアピールを積み重ねていければ」と先発出場の機会をうかがってきた。
9年目の昨季は出場91試合のうち、外野では右翼で4試合に先発。代走の切り札を担い、リーグ3位の22盗塁をマークした。俊足をレギュラーとして生かすため、シーズンオフは器具を使ったトレーニングよりも走り込みに比重を置き、内野に比べて守備範囲が広い外野での出場に備えてきた。
右翼と左翼に比べて打球処理の優先度が高い中堅での守備について「動きやすさがある」と口にする。外野守備を担当する河田コーチは打球を追う三森の足を「本当に速い」と評価。「三森が打線に入ることができれば非常にでかい」と期待を寄せていた。
相川監督は「外野手でも間違いなくいける。いろんなオプションができる」と起用の幅を広げる貴重な戦力として三森を買う。強打のDeNA打線にあって、その機動力は出色。相手に一層の脅威を与える。(鈴木智紘)